精神疾患を抱える母と暮らす8歳のターラは親になかなか頼れない分在宅教育支援のエデュケーターと毎週会い、完璧からは遠い環境の中でも自分の人生を築こうとしている。希望したら施設で暮らせるがターラは気を落とす出来事が度々起こる中でもお母さんと家で暮らしたい。
夏休み、エデュケーターのパボがターラとお母さんをキャンプに連れてきた。「教育的外出」という予算がつく児童保護分野の活動の一つ。親子の絆の補強、日頃お互い抱える葛藤をゆっくり話し合う機会、一緒に過ごす中でエデュケーターと家族の関係性を構築する機会、そして親が計画を立て旅行を実施できないときに家族が文化的活動を実施できる機会。
パボが親としての役割としてできることを母と話すシーンが度々出てきます。
そして翌日まだ昨日の出来事についてがっかりしているターラの隣に座ります。支援者は言葉だけではないことを表したページです。
エデュケーターについて国のガイドラインには「 エデュケーターの職業的姿勢は感情移入、傾聴と親身さを土台とする。相手に合わせるということは相手が必要なときに時間とエネルギーを割くことができるということである」と書いている。
(出版の際はタイプで打った文章、スキャンではなく美しい原画をもとに作成いたします、今回お見せするのは安發がさしあたり手作りで作った日本語版です)